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A.
【均一な材料はとても難しい】
無垢材は自然環境で作られた木材なので、色合いや木目など不均一になることがあります。
これが面白いところでもあり厄介なところでもあります。
【無垢材は構造材として優秀】
建築の構造材に使われる木ですが、たとえば檜は、伐採後に、きっちりと乾燥をさせると、伐採後200年前後で木そのものが持つ強度が最高になるというデーターもあります。
さらに、材質の比較として、鉄は550℃を超えると一気に変形し、構造材としての強度を失っていきますが、径の太い木材ほど、実は燃えにくくて表面が炭化層となり、中まで燃えません。
たき火をするとき、細い枝は簡単に燃えるので灰にすることが簡単です。 しかし、太い幹の部分の表面は、焦げても全部を灰にする事がなかなか出来ないのと一緒です。
お手頃ハウス / エルスタイルの構造材には、厳選した木材を使用しています。
【集成材と無垢材】
今造られている住宅の多くは、無垢材よりも集成材を使う家造りが多いようです。
集成材というのは、元々、大きな天然木が少なくなってきたので、細い木を貼り合わせて大きな木の替わりに使おう!という発想の元に作られたものです。
誤解されているところもあるようですが・・、「無垢材(自然木)よりも接着剤で貼り合わせた木の方が丈夫だから」という理由で(集成材が)生まれたものではありません。
確かに集成材は狂いも少なく、私たち業者が悩むことの多いクレームも防げるため価格などの問題を考えても、現代では集成材を使うのが当然なのかもしれません。
しかし、本当にこの現在の流れが正しいといえるのか。
以前、新築されたお客様から電話で、「柱にひびが入ったが、大丈夫か?」と、問い合わせがありました。
驚いて、すぐに駆けつけたのですが、それは、無垢の柱ゆえの宿命だったのです。 乾燥させ、柱にして、割れ止めの加工をしてあっても、無垢の柱は生きているのです。
集成材は、狂いがないから無難なのですが・・、無垢材、それも国産材がたくさん余っているのに、なぜ国産材を集成材に加工するのでしょうか。
山林に細い木材しかなく、集成材にするしか柱が取れなければ別ですが、私たちは理解に苦しみます。
また、国産の無垢材には欠点もありますが、それ以上に長所もあるはずです。 大手ハウスメーカーのカタログなど、「集成材」のよさを 大々的に宣伝されたりするのを見ると、食品の産地偽装以上に問題に似たもの感じるのです。
「地産地消」とは名ばかりの新建材だと感じてしまうのです。
また、良質の木を造林しようとすると、密集している森林の中で、時々、若い木を間引く必要がありますが、これを"間伐(かんばつ)"と言い、間引いた木を"間伐材(かんばつざい)"と言います。
集成材は、この"間伐材"でつくられることが多いようですが、"間伐材"は若くて細い木ですから、基本的に建築関係の構造材には向いていません。
無垢材でそのまま使えるような太くて良い木を、あえて集成材に加工する必要はありませんので、集成材に使用されるのは"間伐材"など、必ずしも品質が良くないものも含まれている訳です。
【集成材に押され気味の無垢材】
集成材はここ10数年に技術開発された材料です。 よく、古い家屋の解体現場で 合板を張り合わせて床材に使っていた現場でボロボロになった無残な床材を見かけます。
それに比べ 無垢の柱はボロボロにはなりません。 自然のなかで育った無垢材は 法隆寺などの神社仏閣に象徴されているように 強度計算されなくても、手入れさえすれば、長い歴史を生き抜くことができるのです。
【時がたつほどに強さがわかる木の特性】
木は二度生きるといわれます。
これは「樹木」として、そして「木材」として、二つの成長を指した言葉です。 驚くことに、柱や構造材は、伐られてなお強度が増し続けるといわれています。
1300年前に建てられた世界最古の木造建築法隆寺。
そこで使われている桧の柱は、新しい桧材とほとんど変わらない強度を保っていることがわかっています。 長年住みつづける住宅は、木材は類まれに耐久性のある材料です。
軽くて強い木造住宅はとても適した住まいだといえます。
また、木は人に優しい素材です。
実験例で、木の飼育箱で育ったネズミは、鉄やコンクリートのそれと比べて発育がよく、とても長生きで性格もおだやかになるとのこと。
それと、木には調湿作用があります。
空気中の水分が高いときには吸収し、逆に低いときには放出し適度な湿度を保つ働きをしてくれます。
また、室内の湿度を快適にする木はまさにカビの発生を防止する役目も持っています。
人に負荷をあたえない無垢材のよさ・・・。
私たちは、無垢材が大好きです。
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